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 ひょうご労働安全衛生センタートピックス 2012-08-24 阪神淡路大震災後のガレキ処理で中皮腫発症 労災認定
アスベスト・メンタルヘルス・長時間労働・労災・職業病

 


 1995(平成07)年1月17日に発生した阪神淡路大震災。 地震による直接的な被害の他に、 地震後の大気汚染や災害廃棄物処分などの環境問題も深刻でした。 また、倒壊した建物の解体が行われた市街地では高濃度の粉じんから身を守るため、 人々はマスクを常用する毎日でした。 特に、倒壊建物の解体・撤去工事に伴うアスベスト飛散は社会問題となり、 当時から曝露した労働者の健康被害が危惧されていました。
 そうした中、阪神淡路大震災から13年後の2008(平成20)年3月、 震災時に倒壊建造物の解体・撤去作業に従事した男性が、 胸膜中皮腫を発症し、 姫路労働基準監督署から労災認定されたことが明らかとなりました。

 そして今回、阪神淡路大震災直後の2月〜3月までの約2か月間、 建設会社においてアルバイトとして ガレキの撤去・片付け作業に従事された方が胸膜中皮腫を 発症した(ご本人は2011年10月に死亡)件について、 西宮労働基準監督署が8月10日に労働災害であると認定しました。 労働基準監督署の調査でも、震災後にガレキ処理に従事した 約2カ月間がアスベストに曝露した期間であると認定していますし、 アスベストに曝露する機会は それ以外の職歴や居住歴には全く有りませんでした。

 中皮腫の労災認定基準では、石綿曝露作業への従事期間が1年となっているため、 昨年秋の段階から厚生労働省での協議が続けられてきました。 そして今回、作業期間が約2カ月と短期間ではありますが、 本省の専門家が労働災害であるとの判断を行ったのでした。 僅か2か月間の作業であっても労働災害であると認められたことは、 今後の類似事案についても、補償・救済につながるといえます。
 しかし、僅か2ヶ月という短期間のガレキ処理作業において 中皮腫を発症したという事実は、 懸念されていた被害の拡大が進行しているといえますし、 健康被害を引き起こすアスベストの飛散が有ったことを示唆しています。 震災後の労働者と住民・ボランティアの皆さんの アスベスト曝露が懸念されており、行政としての対応が求められています。



 

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