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 ひょうご労働安全衛生センタートピックス 2012-10-11 石綿肺自死裁判 判決が確定
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 石綿肺を発症した夫がうつ病となり自殺したのは、 闘病苦が原因であると労基署の労災不支給処分の取り消しを求めた訴訟の判決が、 9月26日に岡山地裁でありました。 古田裁判長は「10年以上にわたる症状悪化や石綿疾患による同僚らの死で心理的ストレスが過重だった」と認め、 遺族補償年金の不支給処分を取り消しました。その後、国は控訴を断念し、判決が確定しました。

 裁判長は、「継続するだけでなく次第に悪化していく石綿肺の病状や、 石綿肺が与える死への恐怖等に鑑みれば、石綿肺の短期間での顕著な重症化等がないことをもって、 石綿肺の症状等による心理的負荷が強度のものでなかったということはできない。」とし、 「本件処分は違法であるから、取り消されるべきである」と結論付けました。

 つまり、悪化し続ける石綿肺の進行性を踏まえ、石綿肺発症からうつ病発症、 自殺までを一連の過程と捉え、徐々に迫る死への恐怖を 長期的な視点で総合的に受け止め判断すべきとの見解が示されたのです。 また、判決は事実を一つ一つ積み重ねる形で書かれており、 ごくごく当たり前の「シンプルな判決」文でした。闘病苦で自殺に至るケースは多くありますが、 遺族が訴訟をためらうことも多く、被害の実態は埋もれていると思われます。 そうしたことからも、今回の判決は救済につながりますし、精神疾患の業務上外の判断においては6か月に限定せず、 長期的な視点で総合的に判断することが必要であると警鐘を鳴らしているといえます。



 

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