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 ひょうご労働安全衛生センタートピックス 2013-05-27 看護師 手術用手袋の再利用作業で中皮腫 労災認定
アスベスト・メンタルヘルス・長時間労働・労災・職業病

 


 昨年8月、医療用ゴム手袋をガス滅菌し再利用するための作業工程において、アスベストに曝露した元准看護師(山口県)が、悪性胸膜中皮腫を発症し、労災認定されました。今回、新たに東大阪市の元看護士が中皮腫で死亡した件についても、東大阪労基署が労災認定しました。

 以前は、医療用のゴム手袋をガス滅菌したうえで再利用している病院が多くありました。ガス滅菌を行うための作業工程において、「打ち粉」としてタルクが使用されていましたが、そのタルクにはアスベストが混入していました。
 タルクとは滑石ともよばれる白い石です。産業用には原石を粉砕して非常に細かい粉にして使用することが多く、ゴム製造、製紙、農薬・医療品製造、化粧品製造など多くの分野で利用されています。また、ベビーパウダーや「おしろい」は、まさにタルクそのものです。白い色をしているので顔料などにも使用されます。

 今回、悪性胸膜中皮腫を発症された高田節子さん(H25年1月15日死亡、68歳)は、広島県や大阪府の病院に看護師として約40年間勤務されました。そのうち約12年間(S58年〜H7年)は、東大阪市にある病院の手術室と中央材料室に勤務し、ゴム手袋の再利用の作業に従事されました。その間に、タルクに混入していたアスベストに曝露されたのでした。

 労災請求に当たり、高田さんの同僚の協力がありました。「ゴム手袋の再利用作業を一緒に行った。当時の医療現場では手袋の再利用が当たり前で、その際にはタルクを用いていた」と証言されました。今回の事例からも、また同僚の証言からも、昨年の山口の事例が特別案件ではないことが明らかとなりました。
 同僚の証言をもとにタルクをまぶす作業を再現しましたが、白い粉が煙のようにもうもうと立ちこめる状態であり、粉じん職場といってもおかしくない状況が明らかとなりました。
 この度の報道を通じて、同じ作業に従事された方は不安を抱えており、元看護士の方からの相談が続いています。今後も、患者と家族の会の皆さん、全国センターの皆さんと共に、被害者の掘り起しと、行政への働きかけを強めていきます。

    電話番号 078−382−2118




 

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