NPO法人 ひょうご労働安全衛生センター

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労災職業病・安全衛生の取り組み

第17回通常総会を開催

2022/06/20

6月4日、神戸市勤労会館において、NPO法人ひょうご労働安全衛生センターの第17回通常総会を開催した。総会は、1部総会行事と2部記念講演の2部構成で行った。

第1部は、議長を選出し、出席者委任状の提出数が報告され、総会が定足数に達していることが確認された。主催者を代表して小西達也理事長から、過労死やアスベスト疾患等の労災認定者数の増加、新型コロナウイルス感染症による労災認定に触れながら、挨拶が行われた。

総会では、第1号議案:2021年度事業報告、第2号議案:2021年度事業会計収支決算報告、第3号議案:会計監査報告、第4号議案:2022年度事業計画(案)、第5号議案:2022年度事業会計収支予算(案)、第6号議案:2022年度役員に関する件(案)が提案され、全ての議案が承認された。

第2部は「新型コロナウイルス感染症の最前線で働く人々の安全衛生問題について」をテーマに自治労中央本部衛生医療評議会事務局長の平山春樹さんより講演していただいた。自治労では、保健所や保健センター等で働く職員の労働環境やメンタルヘルスの実態を把握することを目的として、保健衛生職場で働く組合員に対しアンケート調査が行われた。

その結果、
23%が過労死ラインに当たる月80時間以上の時間外労働を経験し、35.5%が「うつ的な症状があった」と回答したことが報告された。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う電話対応や事務作業などによる業務の増加や人員不足が要因であると指摘された。自治労では、保健所などの保健衛生現場のさらなる人員体制の強化など、職員の負担軽減策の実施を求めていくと述べられた。更に、労働環境改善のためには、国への働きかけが不可欠で、そのためにはさまざまな団体との協力が不可欠であると訴えられた。



 

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