職場における危険箇所の改善活動を交流する「安全衛生交流会」を開催しています。テーマを決め、参加者が資料を持ち寄り意見交換と交流を行っています。
また、職場を訪問し、安全衛生委員会のメンバーと共に安全パトロールを実施する企画も取り組んでいます。 普段何気なく見過ごしていたり、気が付かない点を学びあえるところに、点検・交流の良い点がありますし、安全パトロールを通じて快適な職場づくりにもつながっています。 |
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安全衛生問題への関心を高めるため、毎年秋に「労働安全衛生講座」を開催しています。 これまでに、メンタルヘルス、アスベスト、安全衛生活動、パワーハラスメント、労災保険の手続きなどをテーマに、県下数箇所で開催しました。2007年度は、「快適な職場環境づくりノウハウ講座」を、2008年度は「働く者のセーフティネット」をテーマに、神戸・姫路・豊岡で開催しました。 また、学習会や講座の開催についてのアドバイスや講師の派遣に応じています。 |
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労災認定・補償問題や安全衛生問題等の相談に専門スタッフが応じています。医師、法律家、研究者などの専門家の協力が必要な場合にも応えられるように、専門家とのネットワークを広げています。 毎年秋には、全国一斉の「労災職業病ホットライン」を開設しているほか、日常的にも相談に応じています。最近ではアスベスト問題にテーマを絞ったホットラインを開設しています。 |
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クボタショックによるアスベスト被害者の相談が急増したことにより、2005年8月「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会ひょうご支部」を結成されました。2008年4月には岡山支部が結成されました。兵庫県は造船をはじめ、大きな企業が多数あります。そしてそれらの企業に関連する会社も多く、アスベストによる被害が今後も増えることが必至です。 更には、1995年の阪神淡路大震災による建物倒壊から発生したアスベスト飛散は、大きな脅威になっています。 定期的に開催される集まりでは、患者さん同士の治療法や健康管理の情報交換が語り合われます。そしてそのすぐ横の輪では家族の方たちが、和やかに近況報告など楽しい語らいが行われています。 |
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全国労働安全衛生センター連絡会議や地域安全センターとの情報交換や連携を強め、全国的な運動の展開を行っています。 また、兵庫県下の労働組合との連携を強めると共に、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」「関西労働者弁護団」「アスベスト訴訟関西弁護団」「ひょうご労働法律センター」との連携を強めています。 さらに、韓国・民主労総との交流や、アスベスト問題を通じ国際交流に勤めています。 |
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毎会、全国センターとして厚生労働省交渉を行っています。兵庫労働局における労災保険審査官の不正については、兵庫労働局との交渉を行うとともに、厚生労働省交渉においても追及しました。 また、阪神大震災時の解体作業で中皮腫を発症した問題で、「震災アスベスト被害ホットライン」を開設し、相談結果をもとに、兵庫県に対し政策提言を行っています。 |
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