厚生労働省から平成22年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」が発表されました。広島県の場合、請求件数70件、決定件数61件と発表されており、東京・大阪・兵庫・神奈川に次いで全国で5番目に被災者が多い県となっています。
この数年、中皮腫による死亡者は全国で1000人を超えており、アスベスト被害はこれからさらに拡大が予想されています。広島県においても被害者の掘り起こしと救済の課題は急務です。最近も広島では、ご兄弟で中皮腫を発症された事例や、ご夫婦でアスベスト疾患を発症された事例などの相談も受けており、まだまだ深刻な事例が埋もれていると思われます。
広島におけるアスベスト被害の掘り起こしと救済に取り組むため、下記の日程で健康被害相談会を開催します。アスベストに関する病気や補償についての相談に対応します。どんなことでも構いませんので、ご相談ください。
また、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会広島支部」が設立されて6年を迎えることとなりました。今回、6周年の総会と患者・家族の集いを開催しますので、ご参加ください。
◇相談会
日時:10月22日(土) 9時30分〜
会場:広島市三篠公民館 (広島市西区打越町10番23号)
*JR山陽本線 可部線「横川駅」北口から 徒歩3分
広電「横川駅」から徒歩6分
横川駅バスターミナルから徒歩6分
◇6周年の総会と患者・家族の集い
日時:10月22日(土) 12時45分〜
会場:広島市三篠公民館
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