1月4日に召集された通常国会において、「残業代ゼロ」「過労死促進」「定額働かせ放題」などと揶揄される、労働時間の規制緩和法案の審議が行われます。
現在の労働基準法は、労働時間の長さと賃金をリンクさせ、原則的な時間枠を超えた労働や深夜労働については割増賃金の支払いを義務付けています。これが間接的に長時間労働を抑制することにつながっています。しかし、この労働時間規制が「成長の足かせだから撤廃せよ」との経営側の声を受け、政府は労働法制の規制緩和を進めています。
なぜ日本ではこれほど多くの過労死が起きているのか、なぜ職場では長時間労働が減らないのか。一緒に考え合い、政府が提出を予定している法案の問題点を学習しましょう。
日 時:2016年2月2日(火)18時30分〜20時30分
場 所:神戸市勤労会館 308号室
内 容:「労働時間の規制緩和を巡る状況と法案の問題点」
今西雄介弁護士(過労死等防止対策兵庫センター事務局長)
資料代:500円
主 催:労働法制総破壊に反対する兵庫県共同アクション実行委員会
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