毎年、厚労省の石綿労災認定事業場情報公表の時期に合わせ、全国一斉のホットラインを行ってきました。
昨年は、全国で約200件(2日間)の相談があり、その後のフォローで多くの労災認定(厚労省)、救済認定(労災以外。環境再生保全機構)も実現しました。改めて、アスベスト被害の広がりを実感するとともに、まだまだ、情報が患者と家族に届いていない現実を思い知らされました。
労災認定事業場公表は、同一事業場や類似事業場に働いていた被害者、遺族に、労災申請などの補償、救済の大きなきっかけとなります。また、事業場の周辺に居住、通勤、通学していた人、労働者の家族に、自分や家族の病気がアスベストが原因ではないかと知る大事な契機になります。
今年も下記の日程でホットラインを開設しますので、ぜひご相談ください。
日時: 2017年12月21日(木)、22日(金) 10時〜19時
電話: 0120−117−554
(※全国共通フリーダイヤル)
★相談には、アスベスト・労災問題の専門スタッフ、弁護士があたります。
★相談内容に応じて、医師、弁護士、環境測定機関なども紹介します。
主催: 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会
協力: 北海道アスベスト被害者支援弁護団
埼玉アスベスト弁護団
アスベスト訴訟関東弁護団
アスベスト訴訟関西弁護団
大阪アスベスト弁護団
鳥栖工場労働者アスベスト被害国家賠償請求訴訟弁護団
中皮腫・じん肺・アスベストセンター
全国労働安全衛生センター連絡会議
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