関東の空き地や駐車場において、再生砕石にスレート等のアスベスト含有建材が混じっている事が問題になっています。
神戸市内においても、駐車場や空き地・公園において、スレート等のアスベスト含有建材が混じっている事が明らかとなりました。再生砕石は、コンクリートを粉砕した物に砂利を混ぜ、リサイクルの観点から、更地や駐車場の敷石等として利用されています。
しかし、アスベスト含有建材が取り除かれずに、コンクリートと一緒に粉砕されたため、再生砕石にアスベスト建材が混入しているのです。直ぐに健康被害が出る可能性は極めて低いのですが、公園や駐車場といった場所に、子どもたちが接触する可能性のある場所に、アスベストが含まれた再生砕石が使用されていることが問題だと考えます。
しかも、再生砕石にアスベスト含有建材が混入しているのは、県下全域、全国的な問題なのであり、探せばどこからでも見つけることができます。だからこそ市民生活にとって、子どもたちへの影響を考えると問題なのです。行政と市民団体、そして市民が力を合わせ、問題の解決に向けて知恵を出し合い、対策を進めるべきです。
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