阪神淡路大震災から15年を迎えた今年1月、「震災とアスベストを考えるシンポジウム」「マスクプロジェクト」を取り組み、皆様のご協力を得て成功させることができました。
この取り組みを契機として、地震・石綿・マスク支援プロジェクトが本格的に始動することとなりました。震災時に飛散する可能性が高いアスベストから身を守るために、@アスベスト用のマスクの備蓄活動、Aアスベストの危険性を知らせる啓発活動、B既存建物に存在するアスベスト建材の除去の推進、を活動課題とするマスクプロジェクトは、今年9月の防災週間に東京でのイベントを成功させることができました。
そこで、更に活動を進めるため、2011年1月に「2011地震・石綿・マスク支援プロジェクトin神戸」の開催を企画しました。今回は、3つの企画で構成しており、一つ目は「パネルで考える震災とアスベスト」と題してパネル展、二つ目は「マスクで考える震災とアスベスト」と題した講習会、三つ目は「地震・石綿・マスク支援プロジェクト」を街頭で展開する行動です。
地震大国・日本では、大都市部を襲い甚大な被害をもたらす新たな地震の発生が警戒されています。その時に発生する環境問題、とりわけアスベスト対策について、阪神・淡路大震災を経験した私たちが、その教訓を発信し続けることが求められています。ぜひ、「2011地震・石綿・マスク支援プロジェクトin神戸」へのご賛同とご協力をお願いするとともに、ご参加いただきますようお願いします。
・2011地震・石綿・マスク支援プロジェクトin神戸 チラシ
・マリさんのアスベスト教室 チラシ
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