厚生労働省は9月に、全国の労働基準監督署を通じて、長時間労働排除のための集中監督(長時間労働と不払い残業の防止、健康確保措置の履行)を実施すると発表しました。この集中監督の呼びかけは、「若者の「使い捨て」が疑われる企業4000に集中監督実施!」というセンセーショナルなものとなっています。
実施対象は、@苦情や通報歴のある事業場、A離職率が極端に高い事業場、B過重労働の認知される事業場など全国4000事業場。監督の結果、「違反事業場には是正勧告を行い、当該法違反の是正が図られない場合は、是正が認められるまで、ハローワークにおける職業紹介しないなどの措置をとる」とし、「過労死を発生させた事業場にはフォローアップのための監督を行い、再発防止を徹底させる」と、「若者の使い捨て」を許さないために動きだしました。
長時間労働は、脳・心臓疾患やメンタル不調を引き起こす原因となります。全国の労働安全衛生センターでは常時相談を受け付けていますので、ご気軽にご相談ください。お近くの労働安全衛生センターにつながります。
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