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労災職業病・安全衛生の取り組み
島谷さんの公務災害認定闘争を支える会
第6回総会を開催
2020/12/21
◇これまでの経緯
12
月
4
日、明石市勤労福祉会館多目的ホールにおいて、「島谷さんの公務災害認定闘争を支える会」の第
6
回総会が開催されました。
明石市環境事業所の職員として勤務した島谷和則さんは、
2012
年
6
月に悪性腹膜中皮腫の診断を受けました。発症の原因は、阪神淡路大震災で発生したガレキに含まれていたアスベスト粉じんを、収集業務時に吸引したこと以外に考えられず、公務災害の認定申請を地方公務員災害補償基金兵庫県支部に行いました。
ところが公務災害とは認められなかったため、処分の取り消しを求め、
2018
年
1
月に神戸地裁に提訴したのでした。
◇忘れてはいけない
不支給処分の取り消しを求める行政訴訟は、
2020
年
10
月
1
日の期日で結審し、判決を待つ状況となっています。
総会では、冒頭に主催者を代表して明石市職員労働組合の大岡委員長から、「島谷さんが亡くなられてから
7
年になります。私たちは島谷さんが居たことを忘れていません。震災発生後、被災地を駆け回り、ガレキの収集に従事した清掃労働者がいたことを。そして、業務が原因で亡くなったのに、何ら補償を受けることができない労働者がいることを多くの人に伝えたい」と挨拶がありました。
その後、経過報告が明石市職員労働組合の弓田副委員長から行われ、「総会の経過報告は、会の設立から頁が増え、今回
3
頁になった。本来は、基金の判断が示された
2014
年に支援する会は終わっていたはずである。その意味で基金は被災者の救済制度としての役割を果たしていない」との訴えがありました。
続いて、裁判の経過について弁護団から報告がありました。「訴訟の争点は
2
点。①アスベスト粉じんを吸引する仕事に従事したのか、②潜伏期間が長いとされる腹膜中皮腫を発症したことが医学的に妥当といえるか。訴訟において充分主張できており、勝利判決を確信している」と、詳しい解説がありました。
◇「認定の道筋をつくりたい」
最後に島谷さんの奥様から、支える会へのお礼と共に、「主人は生前に、『同じ仕事をした同僚が心配や。こんな苦しい思いは自分一人で充分や。同じ病気になった人が出た時のために認定闘争を闘い、これからのための道筋を作りたい』と言っていました。主人の思いを叶えるためにも、最後まで皆さまのご支援をお願いします」と訴えられました。
その後、司会者が閉会の挨拶をする際に、挙手し発言を求める人がいました。島谷さんの息子さんでした。「父はならなくてもいい病にかかり、今日まで父の死を受け止めることができず、皆さんの前に出ることができませんでした。亡くなって
7
年が経過し、長い年月を支えていただき、時間と労力を使っていただいた皆さんに、お詫びと感謝を伝えたくて参加しました」と話されました。涙ながらに思いを伝える姿が印象的でした。
長かった闘いも、神戸地裁の判決が
2021
年
3
月
26
日に言い渡されます。判決が注目されます。
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12月4日、明石市勤労福祉会館多目的ホールにおいて、「島谷さんの公務災害認定闘争を支える会」の第6回総会が開催されました。
明石市環境事業所の職員として勤務した島谷和則さんは、2012年6月に悪性腹膜中皮腫の診断を受けました。発症の原因は、阪神淡路大震災で発生したガレキに含まれていたアスベスト粉じんを、収集業務時に吸引したこと以外に考えられず、公務災害の認定申請を地方公務員災害補償基金兵庫県支部に行いました。
ところが公務災害とは認められなかったため、処分の取り消しを求め、2018年1月に神戸地裁に提訴したのでした。
◇忘れてはいけない
不支給処分の取り消しを求める行政訴訟は、2020年10月1日の期日で結審し、判決を待つ状況となっています。
総会では、冒頭に主催者を代表して明石市職員労働組合の大岡委員長から、「島谷さんが亡くなられてから7年になります。私たちは島谷さんが居たことを忘れていません。震災発生後、被災地を駆け回り、ガレキの収集に従事した清掃労働者がいたことを。そして、業務が原因で亡くなったのに、何ら補償を受けることができない労働者がいることを多くの人に伝えたい」と挨拶がありました。
その後、経過報告が明石市職員労働組合の弓田副委員長から行われ、「総会の経過報告は、会の設立から頁が増え、今回3頁になった。本来は、基金の判断が示された2014年に支援する会は終わっていたはずである。その意味で基金は被災者の救済制度としての役割を果たしていない」との訴えがありました。
続いて、裁判の経過について弁護団から報告がありました。「訴訟の争点は2点。①アスベスト粉じんを吸引する仕事に従事したのか、②潜伏期間が長いとされる腹膜中皮腫を発症したことが医学的に妥当といえるか。訴訟において充分主張できており、勝利判決を確信している」と、詳しい解説がありました。
◇「認定の道筋をつくりたい」
最後に島谷さんの奥様から、支える会へのお礼と共に、「主人は生前に、『同じ仕事をした同僚が心配や。こんな苦しい思いは自分一人で充分や。同じ病気になった人が出た時のために認定闘争を闘い、これからのための道筋を作りたい』と言っていました。主人の思いを叶えるためにも、最後まで皆さまのご支援をお願いします」と訴えられました。
その後、司会者が閉会の挨拶をする際に、挙手し発言を求める人がいました。島谷さんの息子さんでした。「父はならなくてもいい病にかかり、今日まで父の死を受け止めることができず、皆さんの前に出ることができませんでした。亡くなって7年が経過し、長い年月を支えていただき、時間と労力を使っていただいた皆さんに、お詫びと感謝を伝えたくて参加しました」と話されました。涙ながらに思いを伝える姿が印象的でした。
長かった闘いも、神戸地裁の判決が2021年3月26日に言い渡されます。判決が注目されます。