新型コロナウイルス感染症による労災請求・認定状況兵庫労働局　2021年2月19日時点/労災認定の事例:有機溶剤・有害化学物質・感染症/NPO法人ひょうご労働安全衛生センター

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有機溶剤・有害化学物質・感染症

新型コロナウイルス感染症による労災請求・認定状況
兵庫労働局　2021年2月19日時点

2021/03/05

◇全国の認定件数2,400件を超える

新型コロナウイルス感染症による労災請求・認定件数について、厚生労働省は全国集計を一覧表にして、ホームページにおいて随時公表を行っている。2021年2月19日現在では、請求件数5,384件（うち遺族請求25件）、決定件数2,428件（同20件）、支給件数2,329件（同19件）となっている。

◇兵庫労働局　認定件数が120件に

兵庫労働局は、厚生労働省が公表している一覧表とほぼ同じ業種分類で、請求件数・決定件数・支給件数を11月末にホームページで公表をおこなった。その後、兵庫労働局のホームページを注目しているが、新しい情報は公表されていない。

そこで兵庫労働局に情報の提供を依頼したところ、2月19日現在の集計表の提供を受けることができた（別紙参照）。前回提供を受けた2020年12月18日分と比べると、請求件数は93件から279件（うち遺族請求1件）に増加、決定件数は50件から120件（同1件）に増加、支給決定件数も50件から120件（同1件）に増加している。決定件数と支給件数が同じなので、これまでに労災と認められなかった事案は出ていない。

兵庫労働局は、定期的に新型コロナウイルス感染症に関する労働相談状況について発表を行なっている。発表に合わせて、新型コロナウイルス感染症による労災請求・認定件数に関する情報も公表するべきである。

労働者も公務員も、仕事が原因で新型コロナウイルスに感染された方は、ぜひ労働（公務）災害として申請手続きをして欲しい。

※アイコンクリックでデータをご覧ください。
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