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新型コロナウイルス感染症
労災認定10万件を突破

2023/02/17
新型コロナウイルス感染症に関する労災請求件数について、厚生労働省は不定期ではあるが状況を公表している。

前回発表された2022年11月30日現在の数値では、労災認定件数は99,393件であったが、今回公表された2022年12月31日現在では、ついに認定件数が10万件を突破し119,758件となった。全請求件数に対する処理率は84. 9%で、決定件数に対する認定率は99. 6%となっている。

2020年度の認定件数は4,556件で、2021年度は19,539件と約4倍になり、2022年度は4月から12月の9ヶ月間で95,693件となっており既に前年の約5倍の件数となっている。

2022年3月に請求件数が5,928となり、9月には2万件を突破した。この数字からも、新型コロナウイルス感染症がかつてない最大の職業病として猛威を振るっていることに間違いない。

地方公務災害補償基金も、1月31日現在の「新型コロナウイルス感染症に関する認定請求件数、認定件数について」を2月2日付で公表した。請求件数の累計は2,460件で、公務上2,224件、公務外3件、調査中233件となっている。