NPO法人 ひょうご労働安全衛生センター

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労災職業病・安全衛生の取り組み

石綿労災認定事業場名が公表される
全国一斉・アスベスト健康被害ホットラインを開設

2026/02/24
厚生労働省は12月17日、アスベストが原因の病気を発症し、2024年度に労災認定された被災者が勤務していた全国の事業場名を公表した。今回公表されたのは1257の事業場に関する情報。23年度に比べ24事業場が増加し、新たに公表されたのは966事業場であった。
アスベストによる病気は潜伏期間が長いため、ばく露に気付かないことが多く、2005年のクボタショック後に実施されるようになった。今回の公表により、公表事業場数は、製造業などの非建設業・船員が5,668事業場、建設業が10,447事業場、合計16,115事業場となった。これらの情報は、全国労働安全衛生センター連絡会のホームページから検索できるようになっている。
全国労働安全衛生センター連絡会


◆全国ホットラインを実施

中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会は、厚労省の事業場名の公表に合わせて、全国一斉アスベスト健康被害ホットラインを実施した。12月18・19日の二日間、全国5ヶ所(東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡)に相談受付ポイントを設け、相談電話の発信地に近いポイントに繋がるようにフリーダイヤルを設定し取り組みが行なわれた。前年度は二日間で約300件の相談が寄せられ、今回は二日間で175件の相談が寄せられた。
当センターは、福岡ポイントでの相談対応を担当した。相談件数は18日が18件、19日が13件で合計31件であった。患者と家族の会九州支部の世話人さん達や、山口支部の世話人さん、そして広島支部の土屋さん達と一緒に相談対応にあたった。相談内容では、中皮腫の方が5名、肺がんの方が6名、石綿肺の方が1名で、補償に関する手続きを何もされていない方ばかりであった。また、石綿健康管理手帳を取得されている方からの相談も多かった。


◆大阪では二日間で58件の相談

大阪ポイントには二日間で58件(10+48)の相談が寄せられた。ホットライン終了後に総括会議を開催し、各相談への対応について分担し、さっそく相談者との面談をおこない申請に向けた準備を開始している。
2024年の中皮腫により死亡者数は1,562人となっており、この数年は1,500人を超える状態が続き、増加の傾向は続いている。最近の相談では、アスベストとの接触が不明という内容も増えている。困難事例こそ、私たち支援団体においてしつかり相談対応を行っていきたいと考えている。


 

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