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平成27年度分 石綿労災認定事業場名が公表される
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12月20日、厚生労働省は、平成27年度に石綿ばく露作業により労災と認定を受けた事業場名等を公表しました。今回公表された事業場は全国918事業場で、そのうち695事業場は初めて労災認定があった事業場でした。公表された事業場名の約76%を占めています。
また同日に、平成27年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」の確定値も公表されました。疾病別の支給決定件数は中皮腫539人、肺がん363人、良性石綿胸水20人、びまん性胸膜肥厚47人、石綿肺64名で、合計は696人でした。前年に比べ申請も認定も減っています。
咋年9月に厚生労働省が公表した平成27年の中皮腫死亡者数は、1,504人(平成26年1,376人、平成25年1,410人)です。アスベストによる特徴的な疾病である中皮腫に限っても、多くの方が労災補償を受けられないでいることが推認できます。
ちなみに、兵庫県内の疾病別支給件数は、中皮腫42人、肺がん33人、びまん性胸膜肥厚1人、石綿肺2人で合計78人でした。
◆全国一斉ホットラインを開設
毎年、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会は、厚労省の労災認定事業場情報公表に合わせ、ホットラインを開設してきました。今回は、12月21日と22日の両日、中皮腫・じん肺・アスベストセンターと全国労働安全衛生センター連絡会議の協力により、相談ポイントを北海道・東京・名古屋・大阪・四国の5か所に設け相談を受け付けました。2015年は、全国で172件(2日間)の相談があり、多くの労災認定や救済認定にもつながりました。咋年末のホットラインは全国で197件(北海道40件、東京32件、名古屋70件、大阪53件、四国2件)の相談が寄せられました。
昨年の9月末には、泉南・アスベスト訴訟最高裁判決から2年の取り組みとしてホットラインを開設しましたが、その際にも全国で300件近い相談が寄せられました。数ヵ月間に500件近い相談があるということは、補償.救済を求める被害者が多く存在しているといえます。
ホットライン以降、さっそく面談を行い労災申請の手続きを開始した案件もあります。さらに取り組みを継続していきます。