新型コロナウイルス労災　兵庫県内の労災認定者1,000人を突破/労災認定の事例:有機溶剤・有害化学物質・感染症/NPO法人ひょうご労働安全衛生センター

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有機溶剤・有害化学物質・感染症

新型コロナウイルス労災
兵庫県内の労災認定者1,000人を突破

2021/12/20

兵庫労働局管内の新型コロナウイルス感染症による労災請求件数・決定件数・支給件数について、兵庫労働局に情報の提供を依頼したところ、11月30日現在の集計表の提供を受けることができた（別紙参照）。

11月30日時点の請求件数は1,207件（うち遺族請求9件）、決定件数は1,036件（同9件）、支給件数は1,023件（同9件）となっている。兵庫県内の新型コロナウイルスによる労災認定者数は、1,000人を突破した。

業種別に見ると、「医療従事者等」の方が多く、請求件数は889件、決定件数は831件、支給件数は826件となっている。その中でも「医療業」の方は、請求件数が515件、決定件数は489件、支給決定は489件となっており、監督署の調査が終了した方は全員が労災であると認定されている。

「医療従事者以外」の方からの請求件数は316件、決定件数は205件、支給件数は197件となっている。業種別で支給件数が多いのは、「社会保険・社会福祉・介護事業」の67件、「医療業」の31件、「製造業」の27件の順となっている

兵庫県内の感染者数は、11月30日時点で78,688人となっているので、労災請求された方はその僅か僅か1.3％である。

感染後の後遺症に悩まれている方も多く、仕事や通勤が原因で新型コロナウイルスに感染した方は、ぜひ労災保険の請求を行って欲しい。

※アイコンクリックでデータをご覧ください。
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NPO法人 ひょうご労働安全衛生センター

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