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地震・石綿・マスク支援プロジェクト

阪神・淡路大震災から30年 
災害とアスベストを考えるシンポジウムの開催について

2024/12/23



私たちは「震災とアスベスト」をテーマに、2008
年より様々な活動を展開してきました。これまで共に活動を取り組んできたメンバーで実行委員会を結成し、阪神・淡路大震災の30年目にあたる2024年1月から30年となる20251月までの期間において、災害とアスベストに関する調査・研究を更に進め、記録に残す活動を取り組んでいます。


この間の調査・研究の取組みを、多くの皆さんと共有するため、2025112日に「災害とアスベストを考えるシンポジウム」を開催します。
この
1年間、①阪神・淡路大震災時におけるアスベスト飛散の再検証、②ボランティアとして活動される皆さんのアスベストに対する意識調査、③阪神・淡路大震災の復旧・復興作業に従事した方々の労働実態、④今後の地震や自然災害時のアスベスト対策、について調査・研究を行ってきました。


今年は年明け早々に能登半島地震が起き、私たちも被災地を3度訪問し(5月、8月、12)、現地の自治体の皆さんや被災地で活動されるボランティアの皆さんにアスベスト対策に関する情報提供を行い、意見交換を行ってきました。残念ながら、阪神・淡路以降の大震災や自然災害時のアスベスト対策が、能登半島の被災地では活かされていないというのが私たちの見解です。
能登半島の被災地では、これから公費解体が本格化する状況であり、アスベスト対策は急務であると考えます。また、今後発生が予想されている東南海地震や、台風や水害時におけるアスベスト対策について、多くの方々と一緒に考え会う機会としてシンポジウムを企画しました。
多くの皆さまのご参加をお願いします。

◇災害とアスベストを考えるシンポジウム
  
日時:2025年1月12日(日) 13時~16時30分
   *開場は12時30分から
会場:三宮研修センター 7階
   *神戸市中央区八幡通4-2-12
    神戸市役所 西側
内容:第1部 検証―阪神・淡路大震災とアスベスト
    ①阪神・淡路大震災から考える能登半島地震の被災地の現状とアスベスト   
     問題提起 中地重晴氏(熊本学園大学) 
    ②阪神・淡路大震災におけるアスベスト飛散の実態
     問題提起 上田進久(NPO法人ストップ・ザ・アスベスト)
    ③被災地で活動するボランティアとアスベスト
     問題提起 南 慎二郎(立命館大学)
 
   第2部 語り継ぐ震災とアスベスト
    ①終わりなきアスベスト被害―阪神・淡路大震災の教訓
     問題提起 宮本憲一(大阪市立大学名誉教授)
    ②阪神・淡路大震災時のガレキ処理と労働者
     問題提起 原田 剛(神戸大学大学院)
    ③報告―語り継ぐ震災とアスベスト

参加無料
事前の申し込みは、12月27日(金)までにお願いします。
当日参加も可能ですが、定員(150名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承下さい。
申込みは、チラシのQRコード又は事務局(TEL 078-382-2118 / FAX 078-382-2124)まで。
 
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