労災職業病・安全衛生の取り組み
職場における熱中症対策強化へ
6月1日から労働安全衛生規則一部改正
2025/06/30
♦熱中症による災害発生状況
近年の気候変動の影響により、夏場は気温の高い日が続く中で、職場における熱中症による労働災害が増えている。厚生労働省の発表によると、2024年度の職場での熱中症による死傷者数は1,257人となり、前年より151人増加し、統計を取り始めた2005年以降で最多 ・・・続きを読む
近年の気候変動の影響により、夏場は気温の高い日が続く中で、職場における熱中症による労働災害が増えている。厚生労働省の発表によると、2024年度の職場での熱中症による死傷者数は1,257人となり、前年より151人増加し、統計を取り始めた2005年以降で最多 ・・・続きを読む
ノザワ本社前でのスタンディング行動
2025/04/18
建設現場で働き、アスベストによる病気を発症した元労働者と遺族らが、建材メーカーに損害賠償を求めた裁判が全国で闘われています。
2025年2月18日、大阪高等裁判所第5民事部は、関西建設アスベスト大阪2陣・3陣訴訟において、原告と被告の双方に対して具体的な和解案を示しました。この和解案は、202 ・・・続きを読む
2025年2月18日、大阪高等裁判所第5民事部は、関西建設アスベスト大阪2陣・3陣訴訟において、原告と被告の双方に対して具体的な和解案を示しました。この和解案は、202 ・・・続きを読む
建材メーカー6社を被告とする建設アスベスト訴訟
広島地方裁判所に提訴
2025/04/18
2021年5月、10年以上にわたり争われた建設アスベスト訴訟は、最高裁において国と建材メーカーの責任を認めました。その後、国は給付金制度を創設し、多くの被害者・遺族が国から給付金を受け取ることが出来るようになりました。これも全国各地で声を上げた被害者と遺族、そして弁護団の奮闘によるものです。
・・・続きを読む
・・・続きを読む
厚労省-石綿労災認定事業場名等の情報を公開
震災による初の石綿肺がん認定事例が判明
2025/02/18
厚生労働省は12月11日、アスベストが原因で2023年度に労災認定された労働者が働いていた事業所名等を公表した。労災認定された 1,318の全認定事業所のうち1,233事業場(前年度1,133)の名称、所在地、認定疾病、件数などが明らかとなった。兵庫県は63事業所で、右綿労災の認定件数は全国で5番目 ・・・続きを読む
阪神・淡路大震災から30年
災害とアスベストを考えるシンポジウムを開催
2025/01/17
30年前の神戸・阪神間の被災地を思い出す。ビル・マンションが倒壊して道路に横たわり、あちこちで重機がうなりを上げ解体撤去作業が続く。もうもうとした、ほこりまみれの街を歩く人たち。作業員、会社員、商店主、主婦…、通学の子供たちもいた。そのほこりの中にアスベスト(石綿)が含まれていたのだ。 ・・・続きを読む
阪神・淡路大震災から30年
災害とアスベストを考えるシンポジウムの開催について
2024/12/23
私たちは「震災とアスベスト」をテーマに、2008年より様々な活動を展開してきました。これまで共に活動を取り組んできたメンバーで実行委員会を結成し、阪神・淡路大震災の30年目にあたる2024年1月から30年となる2025年1月までの期間において、災害とアスベストに関する調査・研究を更に進め ・・・続きを読む


関西学院大学の学生の皆さんはゼミ活動の一環として、「阪神淡路大震災における30年限界説」をテーマに、災害の教訓について研究を進めています。「30年限界説」とは、阪神・淡路大震災のような災害の記憶が、発生から30年を経過すると、風化し、語り継ぐことが難 ・・・続きを読む